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制作秘話
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■ 第六回:「柳妹鳳」 原型制作秘話 / 第一回

先日彩色済み原型が発表となりましたシュラキシリーズ第二弾「柳 妹鳳(リウ メイフェン)

第一弾「美城 暁」に続く、第二弾「柳 妹鳳」はどのようにして造られているのか…?
その制作方法を今回特別にシュラキのプロデューサーを務めてます私「小田」が原型師「河原隆幸」氏に聞いてみました!!
 
 

 
■シリーズとしてのフィギュアの統一性
 
小田:
まず始めに、「柳 妹鳳 原型制作秘話」 の主役をご紹介させていただきます! 「柳 妹鳳」の原型を担当していただきました、原型師の河原隆幸氏です!

河原:
お疲れ様です。柳 妹鳳の原型制作を担当しました河原です。妹鳳の原型が完成するまでの流れを簡単に説明していきますのでよろしくお願いします!

小田:
宜しくお願い致します!

実は「柳 妹鳳」の原型制作過程を、河原氏に撮影していただいておりました。 そこで気になった画像が数点ありましたので、ピックアップして質問させて頂きます!
↑対談の様子です。左:原型師「河原隆幸」氏 右「小田 プロデューサー」   
 
小田:
「柳 妹鳳」は第一弾の「美城暁」のように制作する段階から決まったポーズを付けず、写真のように普通の立ちポーズで制作されてますが、それはどうしてなのですか?

河原:
立ちポーズをはじめに作るのは頭身やバランスなどある程度の骨格を確認するためです。 始めから形が把握できるのならば不必要な工程ですが、私は毎回やってしまいます。
また、各作品には設定された身長が決まってまして、その大きさによってフィギュアの身長も変わるのですが、この工程だと大きさを合わせるのにも後々有利なんですよ。

小田:
なるほど!ひと手間かかりますが、確かに全体の調整には良い工作法ですね!
      ↑ 真っ直ぐに立っているフィギュア…柳 妹鳳のポーズとは異なりますが…?
 
↑バラバラにされた各パーツです。少し怖いのですがこれが重要なのです!
↑ 切断したパーツを付けて構成されたラフ原型です。
 
小田:
次に気になったこの2枚の写真… 一度バラバラにされてポーズが付けられてますね。

河原:
先ほどの写真でありました立ちポーズなのですが、その制作段階で頭の大きさや足の長さなど体のバランスが調節されていますので、まずは関節の部分を一度切断します。そして関節部分に新たにパテを入れて間接を接合し、目指すポーズに近づけます。
この時点でイラストや企画部の意見などを考慮してポーズを更に調整していきます。ここで何度もやり直して納得のいくまでやっておかないと今回のようなダメージパーツがある場合、体の各部分と服などのパーツが干渉してしまい大変なことになります。
ポーズを決めるときはとても悩みますよ・・・。

小田:
少しポーズ変更するだけで、パーツ同士が干渉しないように形状を変えないといけないのでこの作業はとても重要ですね。
 
こうして大きさやポーズなど念密調整してフィギュアは作られていきます・・・。

ようやくサイズとポーズが決まった「柳 妹鳳」のフィギュア。
次回も完成までの軌跡を追って行きたいと思います!
 

 
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