【シュラキ】制作秘話第三回

■ 第三回：　「美城暁」　原型制作秘話 /　# ０２いよいよ発表間近となった、9月発売予定のシリーズ第一弾「美城暁（みしろあかつき）」のフィギュア。前回に続いてフィギュアはどんな制作過程を経てつくられているのかを詳しくお送りします！皆様のお手元に「暁」が届くまで、このページでどうぞお楽しみください！

■「美城暁」原型をより魅力的に…

「美城暁」原型制作秘話＃02では、原型制作の苦労を嫌というほどお伝えします！

ワンダーフェスティバル終了後、納得のいくフィギュアに仕上るべく、ポーズ再検討から原型の作り直しという過酷な指令が…！　それに応えるべく、一度複製するために使用したシリコンにパテを詰め込んでいく作業が続きます…！

まずはポーズの再検討から。　　…しかし幸か不幸か、始めに選んだイラストのポージングがあまりに難しすぎる！！
ココは一度、実際にモデルさんにポーズを取っていただき、破綻の無い立体表現を目指すことから始めました。

モデルはワンダーフェスティバルのシュラキステージの殺陣（たて）で、「美城暁」役という豪快なアクションを担当していただいた、スタジオワイルドの五味涼子さん。

女性ですが、しなやかな筋肉を持ち、アクションポーズが見事に決まります。
右手で刀を構えながら、左手の刀を振りかざし、周りの敵をなぎ払うアクションです！

その場でバシャバシャと撮影し、写真を持ち帰った勢いでポーズ案の元となるラフ原型をガシガシ制作！
その原型を手にグッドスマイルカンパニー代表・安藝に正座で向かうこと３日間…。

そうです、なんとこのポーズ案だけに3日間を費やしたのです！

↑ さすがアクション女優！ポーズがかっこ良く決まってます！！

その間、原型制作を担当したzenkoさんをグッドスマイルに呼び寄せるという荒業を行使し、グッスマ制作部のスタッフと共にいくつかの夜を越えていただきました…。
そしてようやくポーズ案のOKが出た！と一息つく暇も無く、電撃ホビーマガジン誌の連載に間に合うよう、原型の精度を怒涛のように上げていきます。

髪の流れ、刀の角度一つを取ってもクオリティアップの為に妥協を許すことなく数人で原型を囲む日々…。
ダメージver.の服パーツが付くというコンセプトの原型ですので、そのパーツの分さらに作業工程も増えていきます。
こうして「美城暁」は無事（？）電撃ホビーマガジン誌で撮影していただける日を迎えます。

↑ これが「美城暁」の修正済み原型です！空間の構成が素晴らしい一品となりました！

そして「美城暁」は原型撮影というフィナーレを飾る…　はずですが！
原型制作はアクシデントが付き物！その当日の悲劇とは！？

「美城暁」　原型制作秘話 /　#03　へ続く…

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